塔書館 第三地下資料室

姉を探し求める者 - アレン

プロフィール・見た目

名前:アレン・ファーネット(あれん・ふぁーねっと)

性別:男性 / 誕生日:??

からだ:155cmくらい / 中性的 / 僕、貴方、ユーザさん、あの方

種族:人間→吸血鬼 / 生存

中性的な少年。

ハニーブロンドの髪はゆるく巻かれていて、その性別の曖昧さを強めている。

静かな水色・青い目をしている。

姉を探すために女装をして街を歩いたりしている。
その際、性的暴行をしかけてきた者は片っ端から*して回っている。(アレンいわく、姉そっくりの僕を襲うということは姉に危害を加える可能性があるから排除したほうがいいとのこと)

人間時代を30年以上は過ごしたあと、吸血鬼に出逢って事情を話すと吸血鬼にしてもらえたラッキーマン(?)で、 姉そっくりと思われる少年の姿に調整して、それから数十年は姉のことを探している。

性格・魔力

にこにことして人当たりがいい。が、親しい人にはとてもクールな素の一面を見せる。

基本的に第一は姉であり、それ以外はランク外。唯一吸血鬼にしてくれたミズキだけはちゃんとランク内。

一般の人間だったときはなんの力も無かったが、吸血鬼化してからは魔力もそれなりに高く、もともと適性は高かったのかもしれない。

しかし、現在でも力を使う先は姉のため以外にはほぼ無いといってもいい。

思考・経験

姉に対する愛には、恋愛的なものは一切含まれていない。
もし普通に姉と育っていたら今のようにはならなかったのかもしれないが、いきなり行方がわからなくなった上に姉と同じような愛情を注いでくれる人もいなかったため、 また当時のように暮らしたいという想いが年々積もり続けており、段々と強くなってきている。

姉に害する可能性のあるものも排除しようという考えに至ったため、女装したアレンを狙った婦女暴行犯は片っ端から返り討ちになっている。

好き・嫌い

好きなものは姉に関するもの、と言ったほうが早いかもしれない。

小さな頃、姉に「アレンの瞳はきれいね、まるで海のようにきらきらしたきれいな青だわ。わたし、アレンの青い瞳がだいすきよ」と言われたのをずっと覚えていて、自分の青い目は大好き。
それなのに吸血鬼になってから、その力を使う際に瞳が真っ赤になることを知り、落胆している。
普段は昔のような青い瞳だが、吸血鬼になったいま吸血鬼のちからを使う時は赤い瞳で、姉が好きだと言った青い瞳を穢してしまった気がして、内心とても葛藤している。

いままで

シーのお話→幼少期はおおむねこんな感じ。

シーが居なくなってしまった後、アレンは両親に愛されて育ちます。しかし、アレン自身は大好きな姉であるシーの行方がわからないのは両親のせいだと強く思っていたため、 両親に対しても『いい子』を演じながら接していました。

ある日、アレンの両親は交通事故でこの世を去ります。その時アレンはシーが居なくなった年齢くらいでした。
シーもいなく、親戚も不明なアレンはファーネット家のすべてを継ぐことになりますが、生家とわずかに残っていた姉のもの以外をすべて売り払ってしまいます。 家を残したのは、シーがいつかここへ帰ってくるかもしれないから…との思いからでした。

それからはずっと、何よりも愛している姉のことを探します。定期的に家に帰ってきては姉のために置手紙を書き直して、四方八方を探し回りました。

そうしているうちにアレンは立派な青年になり、大人になり、これでは姉が見ても気づいてくれないかもしれない…と嘆きました。そんな時にであったのが『ミヅキ』だったのです。

『ミヅキ』はアレンの話を聞いて、それなら、と吸血鬼になることをすすめました。アレンは、姉のことをこれからも探し続けられるのならばと願い、吸血鬼になったのです。

以降は、居なくなった当時の姉の年齢くらいの外見で、姉とそっくりになるように髪の長いかつらをつけたりドレスを着たりして、ずっと姉を探し続けています。

関連項目

『シー姉さん』→何よりも愛する姉。ずっと探している。

『ミヅキ』→吸血鬼。一応アレンはミヅキの従属ということになっている。