塔書館 第三地下資料室

document - その他の種族

スピリット

スピリットとは、肉体を失っても現世にとどまっている状態の者たちを指します。

現世にとどまってしまう原因については様々ですが、現世にとどまらせるアイテムがあるという噂もあります。

ただし、現世にスピリットとしてとどまったとしても、モノを所有するということはとても難しいので、自らスピリットになりたいという人間はあまりいません。

スピリットになってからも第2の人生として謳歌している者たちの目下の悩みは、いろんなところに冒険するのは楽しいが、満足すると成仏しそうになることだと口をそろえて言っています。

ゴースト

ゴーストとは、スピリットとよく似た種族です。

ただし、スピリットと違う点は、肉体はあり、魔法を使用しなくても触れ合えることです。さらに、両足の先が透けて薄くなっていることです。

ゴーストという種族は固まって暮らしているわけでなく、ひとりひとりがほぼ他人、血の繋がりはなく、下手をすると言葉さえ違う場合があります。

それらの個人個人に共通する点がある場合に、それらをまとめるためにゴーストという名称が出来ました。

ゴーストたちの数人かは、"ピーシー"(正しいつづりなどは不明)というアイテムを使用して現在の場所に来たと主張しており、そのルートも謎に包まれています。

そして現在塔書館に存在する技術では再現することができないモノを所有していたり、もしくは身体自体がそうだったりするので、ゴーストという存在を専門的に狙う集団もいるらしく注意が必要です。

マリーニャ

マリーニャとは、マーフォークとは違う温かい海に住んでいる人魚たちです。

種族のすべてが女性で、とてもあざやかな明るい色・とても豊満な身体を持っているらしいということしか知られていません。