塔書館 第三地下資料室

『災い』を呼ぶアカイトリ - 楓

プロフィール・見た目

名前:楓(かえで)

性別:男性 / 誕生日:1月11日(教会に拾われた日)

からだ:160cm前半 / ちょっと小柄 / おれ・あんた・ユーザ・あいつ

種族:アカイトリ(クロイトリ) / 生存

長くて赤いしっぽ髪は根本で縛っていて、毛先が黒いのはクロイトリの名残。

髪よりも鮮やかな赤い翼を持っている。

瞳の色は少し赤みがかった紫。

世代を追うごとに強まるアカイトリの力によって、魔力は強いが成長が阻害されており、 とても中性的な見た目をしている。(本人は知らないのでもっと背が伸びると信じている)

翼の付け根に布があたるのが嫌いで、いつも背中がばっくり開いた服を着ている。
羽織っている上着は月下にもらったもので、かなり大きい。

胸の十字架は教会の女性に貰ったもの。
左耳だけに耳かざりをしている。

性格・魔力

一見明るく見えるが、自分がアカイトリであり『災い』をもたらすとされていることを とても気にしている。

人と触れ合うのが怖いくせに、誰かといるのは好き。

自分が傷つけられることよりも大事な人が傷つくのを極端に嫌がり、一度ぶちぎれると手が付けられない。

魔力はトップレベルに高いが、コントロールができない。

火事場の馬鹿力で世界を壊しかねないので扱いには要注意。

思考・経験

恋愛に関しては経験ゼロ。
というか、あまり恋愛感情というものがわからない。性知識も無し。

お金に関しては、教会にいた時期があったためにある程度はわかっているが、 塔書館自体に通貨がほぼ存在しないため、あまり役には立っていない。

好き・嫌い

ホットケーキとメープルシロップが大好き。

苦手な食べ物は魚。…群れから出た直後に適当に魚を食べたらひどい目にあったらしく、それ以来 はっきりと魚とわかるものには手をつけていない。

薬草を見つけにいったり、栽培したりすることが日課の一つ。

翼の付け根に布が当たるのが窮屈で好きではない。

半生

クロイトリの中でも『災いをもたらす』とされるアカイトリの*代目として産まれた。

ある程度大きくなった後に群れから独立させられるが、大規模な魔力嵐に遭い、遭難。
教会に住んでいる女性に拾われ、基本的な薬草・治療の知識をつける。

また、ホットケーキとメープルシロップを好きになったのも、 助けられた後に初めての食事(火の通ったものも初めてだった)に出され、 それによりとても強い思い入れがある。

教会から巣立った後、塔書館に辿り着き、同じ群れだったハギとの再会もした。

塔書館では、月下によって『楓』の字を当てられて世界に固定されそうになるが、未遂に終わる。 (この時から音だけのカエデではなく、文字ありの楓と名乗るようになった。)

ハギの怪我をきっかけに無意識に異世界へ飛び込み、ユーザと知り合った。

関連項目

『ハギ』→同じ群れの仲間。家族みたいなもので、とっても大事。

『ノエル姉さん』→幼いころにX年お世話になった。大事な思い出のひとつ。

『月下』→知り合いのビースト。いつも着ているジャケットは月下からもらったもの。ずっと会っていない。

『橘火』→知り合いのビースト。結構からかわれたりするからちょっぴり苦手。

『ヒナ』→塔書館の受付で、話しやすい。

『ユウ』→塔書館の屋上の雑貨屋の店主で、楓の十字架のペンダントを狙っている。

登場作品

塔書館-資料室の赤い羽