塔書館 第三地下資料室

見守るクロイトリ - ハギ

プロフィール・見た目

名前:ハギ(はぎ)

性別:男性 / 誕生日:9月6日

からだ:170cmくらい / ふつう体型 / 俺・お前・ユーザ・彼奴

種族:クロイトリ / 生存

サイド長めの黒髪。ちょっとぴよぴよ跳ねた毛もある。

瞳の色は紫色。

背中の翼は他のクロイトリよりも少しだけ青く見える。

ナキハネに触れた際に大怪我をして、右の翼が無く、左腕が不自由。

怪我をしてからは定期的に楓が通って来ており、その治療のために裸にローブ一枚という格好で暮らしているが、特に本人は気にしてはいないらしい。

赤い首輪は、楓の気配を察知するためのアイテムであり、片時も離さない。(楓はそれを知らない)

両耳に赤いピアスをしている。

性格・魔力

絆のある者以外どうでも良い、といった性格。

そのせいか、一度深くまで関わった相手を強く思う傾向にあり、それに対してとても自己犠牲的な面もある。

過去を引きずるタイプ。

怪我のせいでずいぶんと魔力が落ちて、翼が片方になったために素早く飛ぶのも難しい。

頭の回転はそれなりにはやく、楓の羽根を使って異世界に飛ぶということを思いついて実行もした。

無意識に甘えん坊なタイプなのかもしれない。

思考・経験

とにかく他人を避ける傾向にあるため、恋愛などもってのほか…という感じ。

楓と違ってそれなりに知識はあるが、興味は無いらしい。

好き・嫌い

食べものなら、柑橘系の果物が好き。苦いのは苦手。

赤の他人に踏み入られることを嫌い、あまり交流をしたがらない。

塔書館のある森の南側にある廃屋で療養中。

半生

あるクロイトリの群れの長老の孫くらいの立場に産まれる。

自分よりも小さな楓が群れから出されることを疑問に思い長老を問い詰め、結果的にアカイトリの見守り役を任命される。

群れを出て、赤い首輪をかけて楓を探しに行くが魔力嵐にぶつかり、見失う。
そしてこの嵐の際に首輪を無くし、そしてその首輪を拾った少年と友達になる。

楓が教会内にいる間に認識することが出来ず、その間はずっと少年と関わっていたが、楓と再会後に少年とすれ違いはじめ、だんだんと疎遠になっていく。

この少年が大人になり家を出て行った後、誰も居なくなった家に住み着く。

ふとしたきっかけで少年が大人になって戦争にいったこと、もう帰ってこられないこと、ずっと会いたかったことなどをつづった手帳を見つけ、願いを叶えにナキハネに会いに行き、大怪我をする。

そのあとは楓に助けられ、今でもその家に居て楓の治療を受けている。

関連項目

『楓』→同じ群れの仲間。長老に楓の見守り役として任命される。大事に思っている。

首輪を拾ってくれた少年→過去にかかわり、あまりすっきりしない別れ方をした。

ナキハネ→少年の願いを叶えるために直談判しにいったが失敗した。

登場作品

塔書館-資料室の赤い羽