塔書館 第三地下資料室

初期型テスト機体 - Witt

プロフィール・見た目

名前:Witt(ヴぃっと)

性別:男性 / 誕生日:?

からだ:162cm / ちょっと小柄 / コレ、貴方、ユーザさま、あちらの方

種族:アンドロイド / 生存

老緑色のショートカットでサイドが眺め、目を隠すように前髪もとても長い。

セーラー服を基本衣装としていて、背中に着けられたケーブルをセーラー服のスカーフのように前に垂らしている。

いつも隠しているが、瞳の色は黄色に水色のラインが入っている。

Wittの犬耳については、その条件にあわせてアンドロイドらしいものとして装着中。
取り外しができるので、ほかの耳にも変えられるらしい。

あくまでテスト機なので外見が一般のものよりも整えられてないらしく、目を隠したり腕を隠したりしているのはそのため。
腕や手首は球体関節人形のようになっている上に、コーディングが薄いので念のためにアームカバーを付けている。

首元のチョーカーは通話もいけるし、映像の記録も可能。

左の脇腹にナイフを一本隠し持っているが、これは開発者から護身用に持たされたらしく、持っていることはWittとWittの開発者しか知らない。

性格・魔力

オーナーであるユーザのことはもちろんだが、自分を開発した人間のことを大切に思っているようだが、それは誰にも悟られないようにしている。

自分のことを『コレ』と言い、基本的にはモノとして扱う。

Witt自身に魔力は無い。

思考・経験

人間と暮らすために必要な知識などは一通りインストールされている、らしい。
人間がどうやって生活し、何が必要で、どういうことをするか等はわかっているつもり。

Witt自身は作られてからは長く開発者の元にいたため、普通の生活をするのはユーザのところが初めて。

好き・嫌い

特に無し。

もちろん、オーナーになってくれたユーザの優先順位は高い。
時点でユーザのところに紹介してくれたパパはそれなりの位置にいる。
開発者については、特別枠…と言った感じらしい。

半生

Wittは、アンドロイドを開発する研究所で作られました。
その目的な、さまざまな人体パーツのテスト、特定の条件でのふるまいのテストや行動のチェックなど、人間に寄り添うアンドロイドの開発のために作られたテスト機体です。

というのは大体の表向きであり、Witt自身は特に戦闘のためのアンドロイドのテスト機でもありました。
警察などの組織のため、または個人の護衛のためなどに使われるアンドロイドたちのパーツ開発にと、長い間そういった動作プログラムのチェックのために使われた機体です。

当初は髪が長く(それもテスト用とされている。髪が長い場合の動作の仕方などの確認のため)、ふだんの服装に関しては白衣一枚であったり、布一枚をサイドのリボンで留めるだけ…のような簡易的な服をよく着せられていた。
もちろん動作チェックのために裾の長いドレスや着物、ミニスカートなどの服を着させられることもあり、たまにそのままテストに使った服を貰うこともあった。

技術が進み、Wittよりも新しいテスト機が作られ、Wittが用済みになってしまったために処分が検討されるが、Wittの開発者がなんとか知り合いの男性に頼み込み、逃がすことに成功。
そのあとはその男性の知り合いであったユーザのもとへ来ることになりました。

Wittが研究所から外へ出ていく際、銃器類は研究所に置いていくこと、重要な機密情報は消していくこと、戦闘用としてWittを使用しないこと、 アンドロイドとしてはっきりわかるように外見にそれらしい特徴をつけること…ということを条件としてだされました。

関連項目

『開発者』→Wittの開発者。外へ出される際に情報をロックされて、Witt自身も記憶が曖昧。

『パパ』→開発者とユーザの知り合いで、Wittをユーザに引き合わせた男性。

アンドロイドたち→同世界にいるアンドロイドは、Wittと面識が無いのに知っているような気持ちを持つ。

Kanan→Wittの後継機。存在自体あまりよく知らない。

登場作品

Witt